JR西日本は19日、新たな長距離列車の列車名やエクステリア、設備愛称名を決定したと発表した。
新たな長距離列車の列車名は、「WEST EXPRESS 銀河(ウエスト エクスプレス ぎんが)」。宇宙での星々の集まりを指す「銀河」を用い、西日本エリアを宇宙に、各地域を星になぞらえ、それらの地域を結ぶ列車という意味を込めた。
車両の外観は、西日本が誇る美しい海や空を表現する瑠璃紺(るりこん)色に塗装。側面には、長距離の旅をイメージさせるほか、「遠くへ行きたい」という憧れを叶える列車であることを表現する、長いラインを配する。「魅力的な地域とお客様を結ぶ列車」であることを表現したロゴマークも設定し、車両前面に掲出するヘッドマークや、車両側面に用いる。
車内には、グリーン車指定席やノビノビ座席などが設けられる。これらの名称は、1号車グリーン車指定席が「ファーストシート」、2号車と5号車のノビノビ座席が「クシェット」、3号車の普通車コンパートメントが「ファミリーキャビン」、6号車のグリーン個室が「プレミアルーム」と決定した。また、編成内のフリースペースにも名称を設定。3号車が「明星」、4号車が「遊星」、5号車が「彗星」となる。
WEST EXPRESS 銀河は、117系6両編成を改造して投入。2020年春に営業運転を開始するとしている。