名古屋鉄道は25日、2019年度の設備投資計画を発表した。
設備投資計画において同社は、新型通勤車両「9500系」を導入すると発表した。9500系は、名鉄初の車内防犯カメラ、多言語対応車内案内表示器、無料Wi-Fiサービスを搭載した通勤車両。2019年度は4両編成4本の計16両を導入する。このほかサービス面においては、特別車両券(ミューチケット)のインターネット予約サービスの導入、特急車両2200系などの車内案内表示器の多言語化・駅ナンバリング表示導入などを進める。
施設・設備関連においては、新安城駅や豊川稲荷駅、味美駅、水野駅の駅舎新設・改良に取り組むほか、新那加駅、小牧口駅のバリアフリー化、神宮前駅の曲線・ホーム改良工事、知立駅付近などの高架化工事を進める。また、名鉄名古屋駅の2面4線化を含めた、名駅再開発の具体化に向けた計画の推進を図るとしている。