鉄道コム

有楽町線と半蔵門線に新型車両、東京メトロが中期経営計画発表

2019年3月27日(水)13時19分

17000系(上)と18000系(下)(イメージ)
17000系(上)と18000系(下)(イメージ)

東京メトロは26日、東京メトログループ中期経営計画「東京メトロプラン2021」を発表した。

同社は計画において、有楽町線・副都心線と半蔵門線に、それぞれ新型車両を導入すると発表した。有楽町線・副都心線に導入する車両は「17000系」。2020年度より導入を開始する。半蔵門線に導入する車両は「18000系」で、2021年度より導入を開始する。そのほか、日比谷線と丸ノ内線でも新型車両の導入を継続。日比谷線13000系は2020年度に、丸ノ内線2000系は2023年度に、それぞれ導入を完了する。

このほか、丸ノ内線と日比谷線、半蔵門線に無線式信号システム「CBTC」を導入。丸ノ内線と日比谷線は2023年度、半蔵門線は2024年度の導入を予定する。また、銀座線浅草駅の折り返し線を2021年度に供用開始するほか、南北線では2022年度に8両編成での運行を開始する。

利用客のニーズを捉えた取り組みとして、新たな企画乗車券の発売や、QRコードを活用したキャッシュレス化対応にも2019年度に取り組む。また、不動産事業や流通事業、海外での事業展開を進めるほか、新規事業の創出も推進する。AIやIoT、ビッグデータといった、新技術の開発や導入も実施する。

さらに、オープンイノベーションを推進し、新たな事業や価値を創出。また、MaaS(Mobility as a Service)アプリの提供といった、新たなモビリティサービスの実現にも取り組み、鉄道のみにとらわれない、シームレスな移動サービスの提供を目指す。

東京メトロプラン2021は、2019年度から2021年度までの3か年計画。東京メトロは、各種施策を確実に推進するとともに、新たな施策にも挑戦することで、持続的な企業価値の向上を目指すとしている。

2019年3月27日(水)13時19分更新

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 大阪メトロ中央線夢洲延伸[2025年1月19日(日)]
  • 阪急・阪神・神戸電鉄神戸高速線駅バリアフリー料金導入[2025年1月19日(日)]

鉄道コムおすすめ情報

画像

ラストランは2月10日

「青胴車」5001形は2月10日にラストラン。引退前の「乗車会」開催や、引退記念グッズ発売も。

画像

「T4編成」展示へ

1月で引退の「ドクターイエロー」T4編成、先頭車がリニア・鉄道館で保存へ。6月に展示開始予定。

画像

幻の東京圏「改良計画」とは?

1950年代の国鉄は、東京圏を今と違った形に改良する計画を持っていました。その中身とは?

画像

「サステナ車両」5月デビュー

元小田急の西武8000系が、車両基地を出場。デビューは2024年度末から2025年5月末に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、標準~望遠・超望遠レンズ編です。

画像

1月の鉄道イベント一覧

2025年も鉄道コムをよろしくお願いします。1月の計画立案には、イベント情報をどうぞ。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。