秩父鉄道は11日、三峰口駅構内にある「鉄道車両公園」をリニューアルすると発表した。
鉄道車両公園は、かつて秩父鉄道で使用した車両などを展示する屋外施設。同社電化時に導入した電気機関車デキ1形や、阪和電気鉄道(現在の阪和線)が由来のED38形、1988年まで活躍した100形電車などを展示している。
秩父鉄道は、SL関連設備の充実を図るとともに、公園内の環境整備を進めるためにリニューアルを決定した。同社によると、展示車両については老朽化が進んでいるため、部品の一部保存や写真による資料化の後、全て解体撤去するとしている。
展示車両の解体撤去工事は、5月より開始。7月に終了する。