鉄道コム

ケーブルカーの車両デザインを変更、京阪

2019年5月14日(火)14時19分

ケーブルカー新デザイン(イメージ)
ケーブルカー新デザイン(イメージ)

京阪電気鉄道は14日、鋼索線(男山ケーブル)のリニューアル工事にあわせ、車両デザインを一新すると発表した。

新しいデザインのコンセプトは、「陽(赤)の遣い」と「月(黄)の遣い」。片方が昇ると片方が下るケーブルカーを太陽と月に見立て、太陽や月の光、石清水八幡宮の社殿の朱と金、京阪特急伝統色の組み合わせをモチーフとした。車両愛称は、陽(赤)が「あかね」、月(黄)が「こがね」。

外観デザインは、メタリックフィルムのラッピングで光の情緒感や神聖さを表現。男山の神秘感と歴史の積層、車両の上昇感をイメージした霞模様を側面に配置した。車内は、赤と黄の色相をモチーフに、扉や座席の色を左右で切り換えるデザイン。外装と内装で一貫性のある世界観を表現する。また、石清水八幡宮を象徴する「阿吽の鳩」や「流れ左三つ巴」をモチーフとしたブランドシンボルマークも制定する。

また、鋼索線の通称や駅名も変更する。変更後の通称は「石清水八幡宮参道ケーブル」で、略称は参道ケーブル。駅名は、八幡市駅が「ケーブル八幡宮口(はちまんぐうぐち)」駅、男山山上駅が「ケーブル八幡宮山上(はちまんぐうさんじょう)」駅となる。

リニューアル工事では、車両デザインの変更に加え、駅舎ファサードの美装化、各種機器類の更新なども実施する。車両デザインの変更は、2019年6月19日に実施。通称と駅名の変更は、10月1日に実施する。なお、車両デザインの変更については、一部箇所は10月1日に実施するとしている。

2019年5月30日(木)14時29分更新
 

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

鉄道コムおすすめ情報

画像

登場時デザイン撮影会で

京急600形30周年にあわせた撮影会が12月に開催。600形デビュー時デザインが撮影会限定で復活。

画像

東武の車両「記録推奨度」

この車両、いつまで走る? 引退が危ぶまれる車両や、見た目が変わりそうな車両をご紹介。今回は東武編です。

画像

4000系が「機関車風」塗装に

「西武秩父線開通55周年記念車両」11日運転開始。4000系をE851形を模した塗装に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、高倍率ズーム・広角レンズ編です。

画像

京都鉄博に381系

12月12日~17日に特別展示。16日までは、一部で「スーパーくろしお」色ラッピングも実施。

画像

11月の鉄道イベント一覧

数百件の情報を掲載中。鉄道旅行や撮影の計画には、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。