沖縄都市モノレールは24日、旅客運賃変更と旅客運賃設定認可について、内閣府沖縄総合事務局長に申請した。
旅客運賃の変更は、10月1日に消費税率が引き上げられることによるもの。消費税率引き上げ相当分である1.852%を転嫁した運賃に変更する。変更後の普通運賃は、3.1キロ以上6キロ以下が大人270円、9.1キロ以上13キロ以下が大人340円で、現行運賃よりそれぞれ10円値上げとなる。なお、3キロ以下および6.1キロ以上9キロ以下の区間は、現行運賃と変更はない。また、定期運賃も同様に、1か月通勤定期券で最大230円の値上げとなる。
旅客運賃設定認可申請は、10月1日を予定するゆいレール延伸開業に備えたもの。従来の4区に加え、新たに13.1キロ以上17キロ以下の5区を設定。普通運賃は、大人370円、子ども190円となる。
ゆいレールの延伸工事は、首里駅から浦添市内に入る区間約4.1キロで進行中。石嶺、経塚、浦添前田、てだこ浦西の4駅が新たに開業する。