JR東日本とJR西日本は28日、新幹線と特急列車での車内販売取扱商品を見直すと発表した。
今回の見直しでは、車内販売営業全列車にて、ホットコーヒーの販売を終了する。また、北陸新幹線「かがやき」「はくたか」では、弁当や軽食、アイスクリームなどのデザート類、お土産、雑貨などの販売を取り止める。
JR東日本の車内販売は、2019年3月15日をもって大幅に縮小しており、新幹線「やまびこ」や特急「踊り子」「きぬがわ」などでは営業を終了。その他の北陸新幹線を除く各列車においても、弁当やデザートなどの販売を取り止めていた。
車内販売の見直し実施日は、7月1日。なお、グランクラスサービスおよび、特急「スーパービュー踊り子」のグリーン車サービスについては、従来のサービスを継続する。また、ペットボトルのソフトドリンク類や菓子類、アルコール類、つまみ類についても、これまで通り販売する。
JR東日本は、今回の車内販売サービス見直しについて、飲食物を乗車前に購入する旅客が増え、車内販売の利用客が減少したためとしている。