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西鉄が雑餉隈駅高架駅舎のデザインを発表、2021年度には新駅開業も

2019年7月10日(水)12時29分

雑餉隈駅高架駅舎(イメージ)
雑餉隈駅高架駅舎(イメージ)

西日本鉄道と福岡市道路下水道局は10日、雑餉隈(ざっしょのくま)駅高架駅舎のデザインを発表した。

天神大牟田線の雑餉隈駅付近では、西鉄と福岡市が連続立体交差事業を進めている。隣接する春日原~下大利間でも、福岡県と共同で連続立体交差事業を進行中で、これにより雑餉隈~下大利間の4駅が高架駅となる。

西鉄は、高架化する4駅に共通する基本コンセプトとして、「街のエントランスをつくる」を設定。雑餉隈駅のデザインコンセプトは、「歴史を受けつぎ未来につなげる親しみのエントランス」とした。宿場町であったことをイメージするモノクロモノトーンを基調に、穀物を連想させる黄蘗(きはだ)色をアクセントとして配置。また、航空機工場が所在していた歴史などをふまえ、イメージマテリアルとして金属を採用した。

雑餉隈駅を含む連続立体交差事業の事業期間は、2010年度~2023年度を予定。雑餉隈駅については、2021年度に高架駅舎が完成する。また、2021年度末には、雑餉隈~春日原間に新駅を開業するとしている。

2019年7月10日(水)12時29分更新

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