阪急電鉄と阪神電気鉄道は30日、梅田駅の駅名を「大阪梅田」駅に変更すると発表した。
駅名変更の理由は、観光客や訪日外国人など、沿線外からの利用者に対し、大阪の中心部に所在するターミナル駅であることをわかりやすくするため。両社とも、従来より駅構内・車内放送では「大阪梅田」の呼称を使用してきたが、今回の変更により、沿線外利用者へよりアピールすることを狙う。
また、阪急電鉄では、京都本線の京都側ターミナル駅である河原町駅も、同様の理由により駅名を「京都河原町」駅に変更。京都中心部に所在することをわかりやすくする。
このほか、阪急電鉄は宝塚本線・箕面線の石橋駅を「石橋阪大前(いしばし はんだいまえ)」駅に、阪神電気鉄道は本線の鳴尾駅を「鳴尾・武庫川女子大前(なるお・むこがわじょしだいまえ)」駅に、それぞれ変更。両駅の駅名変更により、沿線地域の活性化を図る。
各駅の駅名変更は、10月1日に実施する。