JR北海道は11日、H100形電気式気動車「DECMO」の投入線区などについて発表した。
DECMOは、ディーゼルエンジンで発電し、モーターを回す電気式気動車。国鉄時代に製造されて老朽化したキハ40系などの在来車を置き換えるために開発した。
当初の投入線区は、函館線の小樽~長万部間。同区間のワンマン列車全てをDECMOに置き換える。また、早朝に運転する札幌発然別行き列車1本にも充当する。
DECMOの営業運転開始予定は、2020年春。現在は量産車の製造が進められており、2019年9月に6両が納車。2020年1月にも7両が納車予定で、量産先行車2両とあわせ、15両体制での営業運転を開始する。