鉄道コム

西九条駅の線路設備を改良、JR西がUSJアクセス路線の輸送力を強化

2019年9月18日(水)14時48分

西九条駅設備改良の概要
西九条駅設備改良の概要

JR西日本は18日、JRゆめ咲線(桜島線)の輸送力強化・混雑緩和に向け、西九条駅の線路設備改良に取り組むと発表した。

西九条駅では現在、中線にあたる4番線(2・3番のりば)を、JRゆめ咲線の折り返し列車と特急「はるか」「くろしお」の通過列車が共有している。同社は設備改良により、西九条駅北方に渡り線を新設。特急列車を大阪環状線内回りの5番線(4番のりば)経由に変更することで、4番線をJRゆめ咲線専用ホームとする。

また、ユニバーサルシティ駅においても、混雑緩和対策として改札口の改良に着手する。自動改札機を2台増設し15台とするほか、券売機と有人改札の移設、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)へのルート新設などを実施する。

今回の施策は、ユニバーサルシティ駅を中心としたJRゆめ咲線利用者の増加によるもの。USJでは今後新たなアトラクションの導入も予定されており、さらなるJRゆめ咲線利用客の増加に対応するため、これら事業の実施に踏み切った。

西九条駅の線路設備改良は、2020年に竣工予定。ユニバーサルシティ駅については、同年5月に改良を終える。JR西日本は西九条駅の設備改良により、ピーク時間帯の最大運転本数を、現在の1時間あたり9本から同12本へ増強できるとしている。

2019年9月18日(水)17時0分更新

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

鉄道コムおすすめ情報

画像

特急などの「座席反転率」

乗っていたら、いつの間にか座席の向きが逆に……。そんな特急・観光列車をご紹介します。

画像

出世した元一般型車両たち

特急・観光列車用に改造された、元一般型車両たち。大出世したさまざまな車両をご紹介します。

画像

「青胴車」2025年2月引退

阪神最後の「青胴車」5001形が、2025年2月にラストランと発表。12月以降はイベントを開催。

画像

ドクターイエロー2本並び

10月末に開催された、浜松工場のイベント。ドクターイエロー2本がならんだ模様などをご紹介。

画像

東武の車両「記録推奨度」

この車両、いつまで走る? 引退が危ぶまれる車両や、見た目が変わりそうな車両をご紹介。今回は東武編です。

画像

12月の鉄道イベント一覧

2024年も残りわずか。師走の鉄道旅行や撮影の計画には、鉄道コムのイベント情報をどうぞ。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。