JR東日本盛岡支社は9日、大船渡線BRTと気仙沼線BRTに新駅を設置すると発表した。
新設するのは、大船渡線BRTが長部~奇跡の一本松間の「陸前今泉」(りくぜんいまいずみ)駅、細浦~下船渡間の「大船渡丸森」(おおふなとまるもり)駅、大船渡~盛間の「地ノ森」(じのもり)駅、「田茂山」(たもやま)駅の4駅、気仙沼線BRTが松岩~南気仙沼間の「赤岩港」(あかいわみなと)駅。陸前今泉駅は一般道上に、その他の駅は専用道に設置する。
気仙沼線BRTでは、新駅開業にあわせ、松岩~不動の沢間で専用道の供用を開始する。これにともない、同区間の一般道上に設置している南気仙沼駅を、専用道上に移転する。南気仙沼駅では、駅舎およびベンチを整備するほか、BRTロケーションシステムの駅モニターを設置する。
新駅の開業と南気仙沼駅の移設は、2020年春を予定している。