JR東日本仙台支社は25日、磐越西線に指定席着席サービスを導入すると発表した。
指定席は、磐越西線を走るE721系に導入。1両の約半分を半個室空間とし、リクライニングシートを14席設置する。指定席区画と判別できるよう、車両側面にもラッピングを施す。
着席サービスの開始時期は、2020年春ごろを予定。磐越西線の郡山~会津若松間を走る一部列車を対象に導入する。指定席の利用には、乗車券などに加えて指定席券の購入が必要で、駅窓口や指定席券売機のほか、空席がある場合に限り車内でも発売する。
指定席着席サービスは、JR東日本と福島県、会津若松市の間で締結した「会津若松駅前広場の整備等を起点とした会津地域の観光振興等に関する包括連携協定」の一環として取り組むもの。仙台支社は、指定席車両内で観光情報を発信し、会津地域を盛り上げていくとしている。