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原宿駅の新駅舎は3月から供用、現駅舎は五輪後に解体・再建へ

2019年11月19日(火)14時50分

原宿駅新駅舎(イメージ)
原宿駅新駅舎(イメージ)

JR東日本は19日、原宿駅の新駅舎と新ホームの供用開始日を発表した。2020年3月21日に供用を開始する。

新駅舎は、神宮橋に面した線路上に建設。1階には駅施設に加えコンビニエンスストアが、2階にはカフェが入居する。新たな表参道改札は現駅舎の改札より2通路増設されるほか、コンコースは約3倍、トイレは約2倍の広さとなる。新ホームは山手線外回り専用のもので、従来臨時ホームとして使用してきた施設を改良する。

原宿駅の新駅舎・新ホームは、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた混雑対策の一環として整備するもの。競技会場に隣接する同駅を改良し、コンコースやホーム空間を拡張することで、混雑に対応する。

同社はあわせて、年末年始における原宿駅臨時改札の取り扱いについても発表した。明治神宮に面した新ホームの臨時改札を降車専用口として開設し、新ホームは仮設通路として使用する。また、新駅舎と新ホームを結ぶ階段も、供用開始に先立ち臨時に使用する。なお、新駅舎には明治神宮側への出口が設置されるため、臨時改札の設置は2019年度が最後となる。

新駅舎の供用開始により、大正時代に竣工した現駅舎はその役目を終える。JR東日本は、オリンピック・パラリンピック終了後に現駅舎を解体し、防火基準に則した資材を用いて、現駅舎の意匠を再現した施設を再建するとしている。

2019年11月19日(火)14時50分更新
 

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