JR東日本の仙台支社と東北工事事務所は21日、東北本線本宮駅の橋上駅舎化工事について、新駅舎の供用開始予定時期を、2020年春ごろから2021年春ごろに延期すると発表した。
供用開始時期の延期は、鋼材納期の長期化と、追加工事の発生によるもの。JR東日本は、全国的な建設需要の高まりにより資材調達に時間を要するほか、強度が弱い地層が確認されたために地盤改良工事が必要となったことを挙げている。
本宮駅の工事は、福島県本宮市との協定によるもの。駅舎を橋上化するほか、東西自由通路の整備などを実施する。