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千歳線新駅の検討状況を発表、ファイターズ本拠地移転に対応

2019年12月11日(水)14時43分

ボールパーク新駅(イメージ)
ボールパーク新駅(イメージ)

JR北海道は11日、「北海道ボールパーク(仮称)」の開業にともない、千歳線で検討を進めている新駅について、現在の検討状況を発表した。

千歳線新駅は、日本ハムファイターズ本拠地の北海道ボールパークへの移転に対応し、設置を検討しているもの。ボールパーク隣接地に建設する予定となっている。

新駅については、快速「エアポート」などの列車通過時においても安全を確保できるよう、通過線とホームを分けた配線を検討。始発列車を設定できる引き上げ線の設置や、試合終了後に利用者が集中しても安全に利用できる設備、ボールパークからのスムーズな移動ルートも考慮している。

新駅の工期は、設計や行政手続きを含め、約7年を想定。仮に2021年度に工事着手した場合、2027年度末に開業するとしている。工事費は駅部分が80~90億円規模。新駅は北広島市からの請願によって建設するため、同社は「工事費については請願者にご負担いただく」としている。

なお、新駅開業までの暫定的な最寄り駅となる北広島駅については、JR北海道は6月に改修計画を発表。ホーム延伸や自動改札機の増設などを実施し、2023年3月のボールパーク開業時期に全面供用開始を予定している。

2019年12月12日(木)11時12分更新
 

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