首都圏の交通事業者が加盟するPASMO協議会は21日、「モバイルPASMO」サービスを、2020年春に開始すると発表した。
モバイルPASMOは、Androidスマートフォンで利用可能なサービス。対応端末にアプリをインストールすることで、従来のカードタイプのPASMO同様、電車やバスの乗車、ショッピングの利用ができる。また、クレジットカードでのチャージや定期券の購入ができるほか、故障・紛失時も窓口へ行くことなく再発行手続きが可能となる。
スマートフォンで鉄道・バスを利用できるサービスとしては、JR東日本の「モバイルSucia」も提供されている。モバイルSuicaでは、Android端末のほか、iPhoneなどのiOS端末にも対応。Android端末においても、Google Payを使用することで、モバイルSuicaアプリをインストールせずにサービスを利用できるなどの違いがある。
PASMO協議会は、サービス開始日やサービスの詳細、対応機種などについては、3月初旬に発表するとしている。