阪急電鉄と摂津市は28日(火)、阪急京都本線の正雀~南茨木駅間の新駅について、名称が「摂津市」に決定したと発表した。
駅は2面2線の地平駅舎で、改札口は各ホームに1か所ずつの計2か所設置する。多機能付きのトイレは下りホームの1か所で、上下ホームの連絡用に地下通路やエレベーターを設置する。
また、太陽光発電装置を導入して駅の照明や駅務機器に利用したり、貯留した雨水をトイレ洗浄水や緑地散水に利用するなどして、新駅に起因するCO2排出量を約54%削減する。直接削減できない残りの約46%についても、排出枠を購入するなどし、CO2排出量をゼロにする計画。駅におけるこの取り組み(「カーボン・ニュートラル・ステーション」)は、同駅が日本初となる。
摂津市駅の開業は2010年春の予定。