長野電鉄は31日、新型通勤車両「3000系」を導入すると発表した。
3000系は、東京メトロ日比谷線で活躍していた03系の改造車両。同社初のVVVFインバータ制御装置・交流モーター搭載車両となり、従来車両よりも電力消費量が削減できる。また、従来車両よりも冷房能力が向上しており、快適性の向上を図る。
3000系は、2020年は2編成6両の導入を予定。ゴールデンウィークに営業運転を開始する。
長野電鉄では、営団地下鉄(現:東京メトロ)日比谷線で活躍していた3500系・3600系を運用してきた。同社は3000系の導入により3500系・3600系の置き換えを進めるとしており、かつての日比谷線で見られた車両交代と同じ光景が展開されることとなる。