JR東日本東京支社は18日、埼京線・湘南新宿ライン渋谷駅の新ホーム供用開始日を、2020年6月1日(月)とすることを発表した。
埼京線の新ホームは、2015年より進めている渋谷駅改良工事の一環として整備するもの。現在は山手線ホームよりも南側へ離れている埼京線ホームを、山手線ホームと並ぶ位置に移設。南改札やハチ公改札と直結することで、渋谷駅北側の利用時や他線との乗り換え時の利便性を向上させる。従来の埼京線ホーム南端に設置されている新南改札はそのまま残し、従来ホームを連絡通路として使用する。
新ホームの供用開始に先立ち、同支社は埼京線の線路移設工事を実施する。工事期間は5月29日(金)22時ごろから6月1日(月)4時ごろまで。期間中は、埼京線や湘南新宿ライン、相鉄線直通列車が大崎~新宿間で運休となるほか、特急列車も一部で運休・発着駅変更となる。なお、工事予定日が悪天候の場合、工事を7月3日(金)22時ごろから6日(月)4時ごろまでに延期し、ホーム供用開始日も変更する。
JR東日本東京支社は、埼京線新ホームの供用後、山手線の線路切換工事を予定している。現在の内回りホームを拡幅し、外回りと内回りで分かれているホームを1つへ統合する。渋谷駅改良工事の完成は、2027年度を予定している。