JR西日本は26日、同社のICカード乗車券「ICOCA」の利用可能エリアについて、関西線の11駅で拡大すると発表した。
ICOCAの利用可能エリアの拡大は、関西線の加茂~亀山間のうち、既に導入済みの加茂駅を除く11駅が対象。ICOCAのほか、相互利用可能な交通系ICカードで乗車できる。エリア拡大に際しては、関西線で使用しているキハ120系に「車載型IC改札機」を設置して対応する。
今回のエリア拡大に含まれる亀山駅では、JR東海のICカード乗車券「TOICA」を既に導入している。JR西日本は、関西線のICOCAエリア拡大にあわせ、亀山駅をまたぐIC定期券の発売を予定する。なお、チャージ額を利用しての乗車時には、亀山駅をまたぐ利用はできない。
ICOCAエリアの拡大は、2021年春の予定。JR西日本は、サービス開始日や車載型IC改札機の具体的な利用方法などについては、改めて知らせるとしている。