東京都は3日、埼京線十条駅付近の連続立体交差事業に着手すると発表した。
事業を展開するのは、埼京線のうち、十条駅付近の約1450メートルの区間。十条駅を高架化するとともに、踏切6か所を除却する。高架化後の十条駅は、相対式2面2線となる。事業費は375億円を見込む。
連続立体交差事業は、3月3日に国土交通省から都市計画事業の認可を取得したもの。2019年度から2030年度にかけて実施する。東京都は、本事業による踏切の除却により、踏切遮断による交通渋滞及び踏切事故が解消され、道路と鉄道それぞれの安全性が向上するとしている。