京福電気鉄道は13日、嵐電北野線の等持院駅の駅名を、「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前」駅へ変更すると発表した。
この駅名変更は、京福電気鉄道と立命館の連携・協力協定締結にあわせたもの。「等持院」がこの地域の地名を表すとともに、等持院をはさんで嵐電と立命館大学とが近接しており、嵐電が同大学へのアクセス手段として立命館と密接な関係であることを示すため、駅名変更を決定した。
新駅名は、文字数では17字、音読数では26字。文字数では富山地方鉄道の「富山トヨペット本社前(五福末広町)」駅、ディズニーリゾートラインの「リゾートゲートウェイ・ステーション」駅、「東京ディズニーランド・ステーション」駅と並ぶ日本一タイ、音読数では「富山トヨペット本社前(五福末広町)」駅(24字)を抜き日本一となる。なお、この音読数の記録は、かつての一畑電車「ルイス・C・ティファニー庭園美術館前」駅(25文字、現在は「松江イングリッシュガーデン前」駅)を抜き、国内最長記録となる。
駅名の変更は、3月20日に実施。京福電気鉄道では、同駅が日本一長い駅名となることを記念したグッズを、同日より販売する。