JR西日本は25日、大阪駅北側の地下に建設中の新駅「北梅田駅(仮称)」について、駅名を「大阪駅」とすると発表した。
新駅は、2023年の開業を予定する、東海道線支線の地下駅。開業時にはおおさか東線が新大阪駅から乗り入れるほか、2031年には難波方面へ伸びるなにわ筋線も乗り入れる予定となっている。
同社は今回、新駅と大阪駅を結ぶ改札内連絡通路の整備を発表。この通路の整備によって新駅は大阪駅の一部となることから、駅名を大阪駅とすることを決定した。なお、同社では「うめきた(大阪)地下駅」との名称も使用しており、こちらは同社の告知などで使用するとしている。
大阪駅の地上ホームと地下ホームとを結ぶ改札内連絡通路については、大阪駅西側に建設する新改札口付近から、地下2階を経由して接続。エレベーターやエスカレーターを備える。
JR西日本は、2020年夏より連絡通路の工事に着手し、2023年春の地下ホーム開業にあわせて供用開始するとしている。