東京メトロは14日、改札口を出て乗り換える必要がある駅の乗り換え時間について、制限時間を30分から60分に延長すると発表した。
東京メトロの乗り換え可能駅のうち、上野駅や三越前駅のように改札内の連絡通路が無い駅では、改札口から一旦出て乗り換える必要がある。同社はこれまで乗り換え時の制限時間を30分としてきたが、これを60分に拡大。東京メトロは、「すべてのお客様にゆとりをもって」乗り換えできるようにするとしている。なお、乗り換え時間が60分を超えた場合、乗り換え駅からの運賃が新たに必要となる。
制限時間の拡大は、6月6日に実施する。東京メトロはあわせて、銀座駅~銀座一丁目駅と、6月6日に開業する虎ノ門ヒルズ駅~虎ノ門駅を、乗り換え対象駅に追加。同日以降の乗り換え対象駅は、計14か所となる。