JR東日本八王子支社は11日、武蔵野線の東所沢駅をリニューアルすると発表した。
駅舎の外観は、同駅を文化発信拠点への玄関口として位置づけ、木と文化が融合した「本+本棚」をイメージしたデザインとする。駅名標や照明等を新たに整備することで駅の視認性を向上させるほか、現在の日よけを緑化日よけに変更し、「みどりと調和したまちづくり」に貢献するとしている。
駅舎内部では、「武蔵の樹木(木立)」を意識したデザイン構成とする。木調素材等を各所に配置し、床や誘導・警告ブロックを更新するほか、案内サイン・旅客トイレ前面デザインを見直す。
今回のリニューアルは、所沢市とKADOKAWAの共同プロジェクトである「COOL JAPAN FOREST構想」に基づく「ところざわサクラタウン」など、東所沢駅付近にて進められている整備事業に基づくもの。JR東日本八王子支社は、駅舎外観については11月ごろに、内装は2020年末までに、それぞれ工事を完了させるとしている。