JR西日本は16日、奈良線山城青谷駅の駅舎橋上化について、駅設備等の概要が決定したと発表した。
新たに建設する駅舎は、「山城青谷の歴史と未来をつなぎ、自然溢れる地域拠点としての駅」がコンセプト。青谷地区の梅林や山並みなど、地域の名所をイメージしたデザインとする。
駅舎内には、簡易自動改札2通路、券売機1台、構内外兼用のエレベーターを各ホーム1基設ける。あわせて自由通路を整備し、駅の東西を連絡する。
山城青谷駅の橋上化は、2019年にJR西日本と城陽市の間で協定を提携し、事業を進めているもの。2020年度冬ごろに工事に着手し、2022年度末の開業を予定している。