JR西日本は13日、JR神戸線芦屋駅のリニューアルについて、駅舎、駅設備の概要を決定したと発表した。
芦屋駅のリニューアルは、2018年度に同社と芦屋市との間で協定を締結し、現在は準備工事を進めている段階。同社は今回、駅舎デザイン、駅設備の概要について明らかにした。駅舎のデザインコンセプトは、「人と、まちと、美しく調和する。NEW ASHIYA STATION」。芦屋が有する国際文化住宅都市のイメージや文化的建築物の特徴を反映した外観デザインとし、コンコースにはクラシカルな意匠を採り入れる。
工事では、現駅舎のリニューアルのほか、駅舎の増築を実施。南口のエレベーターを増築部に移設するほか、北口と南口に上下各1基(計4基)のエスカレーターを新設する。エスカレーターは、上下各ホームにも上下各1基を設ける。駅コンコースの改修、改札の移転などもあわせて行う。
リニューアル工事は、2020年8月に着手。2021年度末に、増築部駅舎の暫定使用を始め、2023年度に全体の完成をめざすとしている。