京浜急行電鉄は4日、放置物を人工知能(AI)で自動検知するシステムを導入すると発表した。
自動検知システムは、駅のテロ防止対策の一環として導入するもの。防犯カメラがさまざまな角度から撮影した映像をもとに、AIが形状や放置された時間などを読み取り、放置物か判断する。放置物として検知した場合は、駅事務室へ自動で通知し、駅係員や警備員が対処。危険物と判明した場合には警察に通報するプロセスとなる。
システムの稼働開始日は、8月8日。羽田空港第1・第2ターミナル駅にて稼働する。京急では、鉄道のような「ソフトターゲット」を狙うテロ防止対策を引き続き実施するとしている。