JR東日本盛岡支社は28日、山田線茂市駅、区界駅、川内駅の駅舎をリニューアルすると発表した。
茂市駅、区界駅、川内駅の駅舎リニューアルは、現行の駅舎を建て替えるもので、いずれも木造平屋建て。各駅舎とも待合室、倉庫などを設ける。
デザインのコンセプトは、茂市駅が「ゆったりと過ごせる地域の拠り所」、区界駅が「区界の自然をうつす駅舎」、川内駅が「川内駅と組子の調和」。茂市駅では、駅舎の軒を広めにするほか、待合室内には地元ゆかりの書籍等を配置できるスペースを設けるなど、駅舎空間に工夫を持たせる。区界駅では、駅舎のホーム側に額縁状の四角形の窓を設置。室内から周辺の自然を楽しめるようにする。川内駅では、窓の装飾に組子細工を使用。林業の地という地域性を表現する。
リニューアル工事は3駅とも、2020年9月中旬に開始。区界駅、川内駅は、同12月中旬に新駅舎の使用を始め、2021年2月下旬の工事完成をめざす。茂市駅の工期は同3月中旬までとし、2月下旬に駅舎の使用を開始する。