JR東日本の仙台支社と東北工事事務所は9月30日、東北本線本宮駅の橋上駅舎化工事について、新駅舎の供用開始予定時期を、2021年春ごろから2022年春ごろに延期すると発表した。
スケジュールの変更は、駅舎の杭基礎工事において、非常に固い地層が出現したことによる工事の追加、および杭の支持層が当初の想定より深いことによる杭の延長が必要となったためとしている。
本宮駅の新駅舎は、当初は2020年春ごろの供用開始を予定していた。しかしながら、鋼材納期の長期化、ならびに強度が弱い地層が確認されたことによる地盤改良工事の追加により、2019年11月に、供用開始予定時期を2021年春ごろに延期していた。今回の延期により、供用開始時期は当初予定より2年遅れることとなる。