JR九州は28日、九州新幹線西九州ルート(武雄温泉~長崎間)で運行する列車名と車両を発表した。
列車名は「かもめ」。1937年に、日本で4番目の特急列車(当時は漢字表記)としての登場以来使用される愛称で、1961年以降は長崎行きの列車として使用。現在は博多~長崎間の在来線特急として運転されている。
新幹線「かもめ」に使用する車両は、N700S。JR東海が2020年7月より営業運転に投入している形式で、東海道・山陽新幹線仕様の16両編成から、6両編成に短縮して導入する。車両デザインは水戸岡鋭治さんが担当。車内は2+2列仕様と2+3列仕様の2つの座席配置とする。
九州新幹線西九州ルートの武雄温泉~長崎間は、2022年度秋ごろの開業を予定している。