小田急電鉄は11月30日、神奈川県で建設中の「ロマンスカーミュージアム」について、館内展示の詳細などを発表した。
ロマンスカーミュージアムは、海老名駅の隣接地に開設する博物館。コンセプトは「“子ども”も“大人”も楽しめる鉄道ミュージアム」で、小田急電鉄としては初の屋内常設展示施設となる。
館内では、「ヒストリーシアター」として、開業時の車両であるモハ1形を展示。また、「ロマンスカーギャラリー」では、3000形「SE」から20000形「RSE」までの歴代ロマンスカー5形式10両を展示する。ロマンスカーの一部車両は、車内も見学可能とする。また、小田急線沿線を模した「ジオラマパーク」や、子ども向けゾーン「キッズロマンスカーパーク」、ミュージアムショップ「TRAINS」やカフェ、屋上テラスを設置。このほか、7000形「LSE」の実物運転台を使用した電車運転シミュレータも設ける。
ロマンスカーミュージアムは、2021年4月中旬の開業を予定。小田急電鉄は、開業日や営業案内などの詳細については、決まり次第発表するとしている。