京阪電気鉄道は4日、磁気定期券の発売を2021年3月で原則終了することを発表した。
同社では、2011年6月に、磁気定期券に代わるIC定期券として「ICOCA定期券」を導入。現在は、定期券利用者に占めるIC定期券の利用者の割合が高くなっているという。また、新型コロナウイルスの感染拡大によって、キャッシュレスや非接触のサービスであるICカードのニーズが高まっていることも踏まえ、磁気定期券の発売終了を決定した。
磁気定期券の発売終了日は、2021年3月19日。原則として、同社で発売する全ての磁気定期券が対象となるが、障害者割引適用者や御陵駅発着の定期券購入者のうちの希望者や、京阪線内で連続する区間で2枚以上の定期券利用者、その他IC定期券で発売できない区間の利用者は、磁気定期券の発行を継続する。