阿佐海岸鉄道は7日、阿佐東線に導入を予定するデュアル・モード・ビークル(DMV)について、運転開始時期を変更すると発表した。
スケジュールの変更は、2020年12月25日に開催した「第7回阿佐東線DMV導入協議会」にて決定したもの。当初予定では、2020年度冬ごろより習熟訓練を実施し、2020年度末に営業運転を開始するとしていた。しかし、新型コロナウイルスによる影響に加え、世界初となるDMVの本格運行に際して試験項目や安全対策を追加したことなどから、準備が遅延していた。
新たなスケジュールでは、2021年春ごろまでに性能試験を終え、習熟訓練を開始。同年夏に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックまでには、営業運転を開始するとしている。