JR東日本や東京メトロなど、首都圏の鉄道各社局は13日、1月20日より終電時刻を繰り上げると発表した。
時刻繰り上げを実施する事業者は、JR東日本、東京メトロ、東武鉄道、西武鉄道、東急電鉄、小田急電鉄、京王電鉄、京成電鉄、京浜急行電鉄、相模鉄道、東京臨海高速鉄道、横浜高速鉄道、横浜市交通局、ゆりかもめ、横浜シーサイドライン、箱根登山鉄道、多摩都市モノレール、埼玉高速鉄道など。各社とも、最大で20~30分程度、時刻を繰り上げる。
終電時刻の繰り上げは、新型コロナウイルス感染拡大にともなう緊急事態宣言の発出に対応するもの。首都圏の鉄道各社局では、2021年春のダイヤ改正において終電時刻の繰り上げを実施するが、国や自治体は、緊急事態宣言の発出に際し、これを繰り上げて実施するよう要請していた。これに対し各社局は、終電付近の時間帯において、一部列車・区間を運休することで、終電時刻の繰り上げに対応する。
終電時刻の繰り上げは、1月20日から当面の間実施。なお、ほとんどの事業者が、今回の終電時刻繰り上げは3月に実施するダイヤ改正とは内容が異なる、としている。