JR東日本仙台支社は28日、東北本線新田駅の駅舎を建て替えると発表した。
新駅舎は、同駅が渡り鳥の飛来地である伊豆沼・内沼の最寄り駅であることから、渡り鳥が羽ばたくシルエットをイメージしデザイン。屋根を片流れとし、既存こ線橋の屋根勾配と対称となるよう配置する。駅舎外壁は自然素材を感じられる色彩とするほか、待合室の窓を大きくすることで、眺望を確保する。
新駅舎の工事着手は、2021年4月を予定。6月末に仮駅舎へ切り替えた後、12月末に新駅舎の供用を開始する。新駅舎の建設により、1894年以来127年にわたり使用されてきた旧駅舎は、その役目を終えることとなる。