西日本鉄道は29日、天神大牟田線と貝塚線の一部区間において、運賃を引き上げると発表した。
この運賃変更では、同社が国に申請し、認可された「上限運賃」を下回る設定となっている区間において、上限運賃と同額に設定する。
運賃変更の対象となる乗車券類は、普通乗車券(ICカード利用時を含む)、普通回数券など。定期券は変更の対象外となる。変更対象区間は、天神大牟田線が7キロ以上17キロ以下の区間、貝塚線が4キロ以上11キロ以下。天神大牟田線では10円から20円、貝塚線では10円から40円の値上げとなる。
西日本鉄道では、新型コロナウイルスの影響により利用者が減少する中で、安全かつ持続的な輸送サービスを提供し続けるために運賃変更を実施するとしている。運賃変更日は3月6日。