JR西日本は18日、広島駅新駅ビルの広場デザインを決定したと発表した。
新駅ビルは、広島駅南口に設置するもの。広場デザインは「SUPPOSE DESIGN OFFICE」が監修し、「“穏やかな川の水面や雁木、『水の都ひろしま』を表現する広場」をコンセプトとする。
広島電鉄の路面電車が乗り入れる2階広場は、大きなガラス面から太陽の光が入り込む設計。川の水面や、水辺にせり出す雁木をイメージしたデザインとし、穏やかな水辺空間を表現する。7階から9階まで繋がる屋上広場には、雁木をイメージした大階段を設置。広島市街地が展望できる憩いの場とするほか、屋外イベントとしての活用も見込む。
新駅ビルは、地上20階・地下1階建てで、商業施設やシネマコンプレックス、ホテルなどが入居する予定。2021年3月から2025年春までの工事期間を見込んでいる。