鉄道コム

JR西、遮断機の無い踏切向けに押して開ける踏切ゲートを開発

2021年2月20日(土)10時35分

踏切ゲートを設置した踏切
踏切ゲートを設置した踏切

JR西日本は18日、遮断機や警報器の無い踏切「第4種踏切」の安全対策として、「踏切ゲート」を開発したと発表した。

同社では、踏切障害事故の減少に向けて取り組んでおり、第4種踏切の廃止や、遮断機・警報器を設置した「第1種踏切」への格上げを進めている。今回開発した踏切ゲートは、第4種踏切のさらなる安全対策としている。

踏切ゲートは、自動車(軽車両は除く)が通行不可の踏切を対象に開発。踏切通行者に対し、物理的な一時停止と左右確認をうながす。ゲートは踏切を遮る形で設置し、通行者はこれを押すことで横断できる。自転車などの軽車両から降車せずに押開け可能なほか、引っかかり防止に配慮したアーム形状としている。

JR西日本は、2021年2月中旬から3月下旬にかけ、山陰線長門三隅~長門市間の「中山第1踏切」にて現地試験を実施。この試験の結果を踏まえ、今後の展開を検討していくとしている。

2021年2月20日(土)10時35分更新

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 札幌市営地下鉄タッチ決済乗車実証実験開始[2025年春]
  • 蒲須坂駅・郵便局窓口業務一体化[2025年春頃]
  • 山陽電気鉄道カードタッチ決済乗車サービス提供開始[2025年春]
  • 京王井の頭線自動運転実証実験開始[2025年春]

鉄道コムおすすめ情報

画像

ラストランは2月10日

「青胴車」5001形は2月10日にラストラン。引退前の「乗車会」開催や、引退記念グッズ発売も。

画像

「T4編成」展示へ

1月で引退の「ドクターイエロー」T4編成、先頭車がリニア・鉄道館で保存へ。6月に展示開始予定。

画像

幻の東京圏「改良計画」とは?

1950年代の国鉄は、東京圏を今と違った形に改良する計画を持っていました。その中身とは?

画像

「サステナ車両」5月デビュー

元小田急の西武8000系が、車両基地を出場。デビューは2024年度末から2025年5月末に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、標準~望遠・超望遠レンズ編です。

画像

1月の鉄道イベント一覧

2025年も鉄道コムをよろしくお願いします。1月の計画立案には、イベント情報をどうぞ。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。