仙台市交通局は、南北線に導入する新型車両「3000系」のデザインを投票で決定すると発表した。
3000系は、1987年の南北線開業時に導入した1000系(現在は1000N系へ改修)を置き換えるための車両。2024年の営業運転開始を予定している。同局では3000系について、デザイン案を3種類作成。一般からの投票により、採用するデザインを決めることとした。
A案のコンセプトは、「南北線車両からの進化」。くの字型の先頭形状で現行車両のスタイルを継承するほか、ライトは前面ラインと一体化させ、進化したイメージを生み出す。
B案のコンセプトは、「シンプルで優しい」。緩やかにカーブしたシンプルな先頭形状とし、正方形のライトとワンポイントのアクセントで、優しい表情を創出する。
C案のコンセプトは、「懐かしくて新しい」。仙台市電がモチーフで、丸形のライトや前面ラインカラーにより、レトロ感を創出。先頭部は丸みを持たせた形状とする。
投票受付期間は、2021年3月9日(火)~29日(月)。同局のウェブサイト特設ページにて受け付ける。投票結果については、5月の発表を予定する。