秋田臨海鉄道は1日、同社のディーゼル機関車、DE10形1250号機を、同日付で仙台臨海鉄道に譲渡したと発表した。
秋田臨海鉄道は、秋田港付近の貨物線を運営している事業者。2021年3月に事業を廃止する予定となっている。
今回譲渡した1250号機は、かつてJR東日本に所属した車両。2010年に北海道の十勝鉄道へ譲渡された後、2012年に秋田臨海鉄道での運用を開始していた。
秋田臨海鉄道から仙台臨海鉄道への譲渡は、東日本大震災復興支援のため、2011年に貸し出され、2017年に正式譲渡されたDE65形2号機に次ぐ2例目となる。