JR東日本は2日(火)、EF510形交直流電気機関車を15両新製し、2010年春以降に使用を開始すると発表した。
「カシオペア」「北斗星」の寝台列車などの牽引用として、現在使用しているEF81形を老朽化のために置き換える。
EF510形は、JR貨物が開発した機関車で、VVVFインバーター制御方式を採用し、故障や寒さにも強くなっている。JR貨物では「ECO-POWERレッドサンダー」の愛称で、これまでに13両が投入されている(今年度中にさらに3両が増備予定)。
JR東日本による新型の電気機関車の導入は初めて。カラーデザインや番代区分などはこれから決定する。価格は、1両4億円前後の見通し。