京王電鉄は14日、リクライニング機能付きのロング・クロスシート転換座席を搭載した5000系を導入すると発表した。
5000系は、2017年にデビューした車両。ロングシートとクロスシートの転換が可能な車両で、2018年からは有料座席指定列車「京王ライナー」などに投入されている。
同社が新たに導入する5000系では、新たにリクライニング機能を搭載した座席を採用する。座席はコイト電工によるもので、このタイプの座席は日本初導入だという。
新たな座席を搭載した5000系は、2022年下期に導入予定。10両編成1本を導入する。京王電鉄では、この座席の導入により、「クロスシート時にお好みの座席角度でゆったりとおくつろぎいただけます」としている。