京三製作所は19日、インドの貨物鉄道における信号・通信・電化設備工事を受注したと発表した。
同案件は、京三製作所とインドの大手建設事業者であるLarsen&Toubro Limitedが共同事業体を組成し、受注に至ったもの。インド鉄道省傘下の貨物専用鉄道公社が建設・事業運営する貨物専用鉄道東回廊事業において、ダドリ~クルジャ間、クルジャ~ピルカニ間、ピルカニ~サネワル間、計447キロの信号・通信・電化パッケージを、共同事業体で同時受注した。同社は信号設備として、電子連動装置や列車運行監視装置、デジタル式車軸検知装置を納入する。
同社では、過去にもインド貨物専用鉄道における信号設備を受注しており、今回の受注とあわせて、6区間1130キロを担当することとなる。