JR西日本岡山支社は20日、岡山県北エリアに新たな観光列車を導入すると発表した。
新たな観光列車は、2022年夏に開催予定の「岡山デスティネーションキャンペーン」にあわせて導入するもの。津山線などで運転する。列車コンセプトは「岡山県北エリアをめぐる、美しきを作る旅」。列車オリジナル弁当の提供や、車内アテンダントによる観光案内などを実施する。また、観光列車の導入にあわせ、津山駅を拠点とした岡山県北エリアの周遊アクセスを整備する。
使用車両は、キハ40系1両。車両の外観は、「温泉・おもてなしがもたらす癒し」や桜を連想させる、淡いピンク色の1色塗装。車内では、食事可能なテーブルを設置できるようにする。
同支社は、新たな観光列車の導入に先立ち、ネーミング(列車名)を一般募集する。募集期間は、5月22日から6月20日まで。同支社公式Twitterへのダイレクトメッセージ、または郵便はがきにて受け付ける。採用された名称の応募者については、抽選で1人を出発式に招待する。
新たな観光列車の導入時期は、2022年7月を予定。なお、観光列車用の改造車両は、定期列車としても運行するとしている。