鉄道コム

山電、AI踏切障害物検知システムを国内初導入

2021年6月29日(火)18時5分

山陽電気鉄道は、AIを用いた「人特化型踏切障害物検知システム」を導入すると発表した。

このシステムは、踏切周辺に設置した踏切監視カメラの画像をAIが解析し、従来より正確かつ高速な障害物検知を実現するもの。画像などの解析処理を担う装置を各踏切付近へ分散して設置することで、装置の負荷を抑えるほか、信号保安装置や運転指令室と自動で連携することで、障害物検知時の迅速な対応を可能とする。

システム概要
システム概要

同社は、2020年8月よりオプテージ、K4 Digital、山電情報センターとともに実証実験を実施。踏切の安全性向上につながる結果を得たことで、今回の導入を決定した。

システムの導入時期は、2021年7月。AI画像解析による人検知と信号保安装置を連動させたシステムを実運用する例としては、国内初となるという。

2021年6月29日(火)18時5分更新

鉄道コムの最新情報をプッシュ通知でお知らせします無料で受け取りますか?

鉄道未来インデックス

  • 札幌市営地下鉄タッチ決済乗車実証実験開始[2025年春]
  • 蒲須坂駅・郵便局窓口業務一体化[2025年春頃]
  • 山陽電気鉄道カードタッチ決済乗車サービス提供開始[2025年春]
  • 京王井の頭線自動運転実証実験開始[2025年春]

鉄道コムおすすめ情報

画像

ラストランは2月10日

「青胴車」5001形は2月10日にラストラン。引退前の「乗車会」開催や、引退記念グッズ発売も。

画像

「T4編成」展示へ

1月で引退の「ドクターイエロー」T4編成、先頭車がリニア・鉄道館で保存へ。6月に展示開始予定。

画像

幻の東京圏「改良計画」とは?

1950年代の国鉄は、東京圏を今と違った形に改良する計画を持っていました。その中身とは?

画像

「サステナ車両」5月デビュー

元小田急の西武8000系が、車両基地を出場。デビューは2024年度末から2025年5月末に変更。

画像

撮影スタイルとレンズ選び

撮影スタイルにあったレンズ選びについて、プロカメラマンが解説! 今回は、標準~望遠・超望遠レンズ編です。

画像

1月の鉄道イベント一覧

2025年も鉄道コムをよろしくお願いします。1月の計画立案には、イベント情報をどうぞ。

画像

イベント投稿写真募集中!

鉄道コムでは、臨時列車や基地公開など、さまざまなイベントの投稿写真を募集中! 投稿写真一覧はこちら。