JR東日本は11日(木)、来年4月1日から首都圏の226駅を全面禁煙にすると発表した。
社会における禁煙志向の高まりや受動喫煙の防止をさらに進めるため、換気設備を備えた喫煙室をのぞいて、ホーム上の喫煙所を撤去する。
対象となるのは東京駅からの半径が最大約50キロまでの駅で、以下の路線。東海道本線(東京~大船間)、山手線、赤羽線、横須賀線(大船~逗子間)、南武線、武蔵野線、横浜線、根岸線、中央本線(東京~高尾間)、東北本線(東京~大宮間)、常磐線(日暮里~取手間)、総武本線(東京~蘇我間、錦糸町~御茶ノ水間)、京葉線。
首都圏の大手私鉄では、2003年からすでに駅構内の全面禁煙を実施しているが、JR東日本では一部の全面禁煙駅を除いて、朝の通勤時間帯における「禁煙タイム」の実施にとどまっていた。JR他社では、JR西日本が今年10月より大阪環状線とJRゆめ咲線のホームを全面禁煙化している。