JR四国は26日、16駅に「みどりの券売機プラス」を導入すると発表した。
「みどりの券売機プラス」は、全国のJR乗車券、指定席券などが購入できる券売機。利用者自身による操作のほか、割引証や資格確認が必要なきっぷの購入時や、案内が必要な利用者に対しては、オペレーターと接続することで対応する。
券売機の導入箇所は、栗林、志度、三本松、琴平、川之江、壬生川、伊予大洲、内子、宇和島、鴨島、穴吹、阿波池田、土佐山田、後免、朝倉、須崎の16駅。2021年10月以降にサービス開始を予定する。なお、導入箇所での対面の乗車券販売については、券売機導入から約1か月後に終了するとしている。また、三本松、内子、鴨島、朝倉の各駅では、駅係員による対応時間を削減するほか、土休日や年末年始の休業日を設ける。
今回の導入は、人手不足などをふまえた販売体制の見直しによる、省力化・省人化とサービス水準の維持・向上の両立を目指す取り組みの一環。導入各駅ではきっぷの対面販売を終了する一方、券売機の営業時間を「みどりの窓口」営業時間より拡大している。