四日市あすなろう鉄道は3日、交通系ICカード「ICOCA」を導入すると発表した。
ICOCAの導入は、利用者の利便性向上や、キャッシュレス化、非接触型サービスの実現を目指すもの。内部線、八王子線の全線が対象で、ICOCAのほか、同カードとの相互利用が可能なKitaca、Suica、PASMO、manaca、TOICA、PiTaPa、はやかけん、nimoca、SUGOCAの各ICカードが使えるようになる。
また、ICOCAの導入にあわせて、同社ではICOCA定期券を新たに発行する。同社線内完結のほか、近畿日本鉄道との連絡定期券にも対応する。なお、四日市あすなろう鉄道のICOCA定期券は、同社線内の定期券情報は券面に印字せず、「地域鉄道ICOCA定期券内容控」に情報を別途記載するとしている。
ICOCAサービスの開始は、2021年8月21日を予定する。